「ま、いっか」「そう来るか」とは?
怒りやイライラで頭がいっぱいになったとき、心の中でそっとつぶやくだけで思考の悪循環を断ち切れる言葉です。出来事をありのまま「受け入れる」ことで客観視のスイッチが入り、グルグルと巡るネガティブ思考を止めることができます。準備もスキルも一切不要、今日からすぐに使えます。
あなたは怒った時や怒られた時、そのことが頭でグルグルと回っていませんか?
そうなんだよね〜そうなると集中できないんだよ
このブログでは色々と対処法を紹介していますが、この記事ではそっとつぶやくだけで気分が軽くなる最強の言葉を紹介しようと思います。
つぶやくだけ?本当にそんなので効果あるの?
まあ、騙されたと思って試してみ
ホント、なんの準備も要りません。それで気分が軽くなるならラッキーですよね。
気をつけないといけないポイントが一つだけあるので、それだけ注意して、使っちゃってください。
特に頭の中でグルグルと思考が巡りやすい人は必見です。
- 「ま、いっか」「そう来るか」がなぜ効果的なのか、その心理的メカニズム
- 2つの言葉の使い分け方(場面によってどちらを使うべきか)
- 職場・家庭・日常で実際に使える具体的なシーン
- 使うときに気をつけるべき注意点1つ
つぶやくだけで気分が軽くなる最強の言葉はコレだ!
早速、つぶやくだけで気分が軽くなる最強の言葉を紹介しましょう。
それは、
- ま、いっか
- そう来るか
です。
怒った時、怒られた時、それ以外でもいいので、マイナスの感情に頭の中が支配されそうになったら、これらの言葉をつぶやいてみましょう。
アイツめ〜、あんなことしやがって、イライラする!
あー、でも、ま、いっか
とか、
うわぁ、めちゃ怒られたぁ
そう来るか!
って感じです。
これだけ。たったこれだけ。
簡単じゃろ?
なんでつぶやくだけで気分が軽くなるのか?
こんな簡単なことで、なんで気分が軽くなるんでしょうか?
それは、起きた出来事を受け入れて、一旦思考を区切り、客観的に見ることができるようになるから。
怒った時、怒られた時、それ以外のマイナスの感情の時って、起きた出来事が受け入れがたいことだから生じます。
すんなり受け入れられることだったら、マイナスの感情になんてならないじゃろ?
だから、まず起きた出来事を受け入れる必要があるんです。
「ま、いっか」や「そう来るか」ってコトバは、出来事自体を否定してるわけじゃなくて、むしろ受け入れてますよね。
そういうマイナスの出来事を受け入れることができれば、グルグル巡る思考に一旦区切りをつけることができるようになります。
そして、区切りをつけられれば、そんな状況を客観的に見ることができるようになるというわけです。
「客観的に見ることができる=一歩引いた目線で考えられる」ということなので、囚われていた呪縛から解放され、気分が軽くなれるのです。
「ま、いっか」の効果:受容のチカラ
「ま、いっか」という言葉には、「なったものはなった」と事実を認める力があります。
怒りやイライラが止まらないとき、私たちの頭の中では「なんであんなことが起きたんだ」「こうなるべきじゃなかった」と、現実を否定する思考が延々とループしています。
たしかに、「なんで?」「ありえない!」ってずっと考えちゃうかも
これは心理学でいう「受容(acceptance)」というメカニズムに関係しています。起きてしまった出来事に対して「こうであるべきだった」と抵抗し続けると、脳はその問題をずっと解決しようとして思考を回し続けます。
でも「ま、いっか」とつぶやくと、「起きたことは起きたこと。それはそれ」と脳に合図を送ることになります。すると、脳は「あ、もうこの問題は解決しなくていいんだな」と判断して、思考のループを手放しやすくなるんです。
つまり、「ま、いっか」は脳に「もういいぞ」と許可を出す言葉なんじゃ
大事なのは、「ま、いっか」は問題を無視しているわけではないということ。感情のグルグルを止めるだけで、落ち着いた後に改めて対処すればいいんです。
「そう来るか」の効果:リフレーミングのチカラ
一方の「そう来るか」には、まったく別のメカニズムがあります。
それは出来事を「ゲーム的に捉える」リフレーミング効果です。
リフレーミング?なにそれ?
物事の見方の「枠(フレーム)」を変えることじゃ。同じ出来事でも、見方を変えると感じ方が変わるんじゃよ
たとえば、上司に理不尽に怒られたとき。普通なら「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ」と怒りが湧きますよね。
でも「そう来るか!」とつぶやくと、その出来事が「予測不能なイベント」に変わります。まるでゲームで予想外の展開に遭遇したときのように、状況をちょっと面白がる視点が生まれるんです。
あー、なるほど!被害者の立場から、観察者の立場に切り替わる感じか!
そうなんです。「そう来るか」は、相手の行動を「この人はこういう手を打ってきたんだな」とゲーム的に観察する視点をくれます。自分が当事者のまま怒るのではなく、一歩引いた観察者になれるんですね。
2つの言葉の使い分け
この2つの言葉は、場面によって使い分けるとさらに効果的です。
- 「ま、いっか」→自分の中でイライラやモヤモヤが溜まっている時に使う(自分発の感情を手放す)
- 「そう来るか」→理不尽に怒られた時や、想定外のことが起きた時に使う(外からの衝撃を受け流す)
ざっくり言うと、「ま、いっか」は自分を鎮めるコトバ、「そう来るか」は状況を俯瞰するコトバじゃな
なるほど!どっちを使えばいいか迷ったら、怒りの原因が自分の中にあるか外にあるかで判断すればいいんだね
もちろん、厳密に使い分けなくても大丈夫です。どちらをつぶやいても、思考のループを断ち切る効果は十分にあります。しっくりくる方を使ってみてください。
イライラを解放する方法についても参考にしてみてください。
こんなシーンで使ってみよう
「言葉はわかったけど、具体的にどんな場面で使えばいいの?」と思う方もいるかもしれません。
ここでは、日常でよくある場面をいくつか紹介します。
シーン①:上司に不当な指摘をされたとき
ちゃんとやったのに「ここ間違ってるよ」って言われた!間違ってないのに!
こういう理不尽な場面では「そう来るか」が効きます。
そう来るか!…ふーん、上司はそう見えたんだな
その場では「そう来るか」で受け流しておいて、冷静になってから「ここはこういう意図で作りました」と説明する方が、結果的にうまくいきます。頭に血が上った状態で反論しても、事態が悪化するだけですからね。
シーン②:子どもが言うことを聞かないとき
何回言っても片付けないし、もう本当にイライラする…
子育て中のイライラは「ま、いっか」の出番です。
…ま、いっか。今日はもう寝る前にやればいいや
子どもに感情的に怒ると、後で自己嫌悪に陥ることが多いですよね。「ま、いっか」で一旦リセットして、落ち着いてからもう一度声をかけると、伝わり方もぜんぜん違います。
シーン③:電車が遅延して予定に遅れそうなとき
うわ、電車止まってる!もう間に合わないじゃん!
自分にはどうしようもない出来事の場合は、「ま、いっか」でも「そう来るか」でも、どちらでもOKです。
そう来るか〜。しょうがない、先方に連絡しよう
イライラしても電車は動きません。つぶやいて気持ちを切り替えた方が、「じゃあどうするか」という次のアクションにすぐ移れます。
シーン④:SNSで心ないコメントをされたとき
え、なんでこんなひどいこと書かれなきゃいけないの…
…そう来るか。まあ、顔も知らない人の言葉だし、ま、いっか
このように、2つの言葉を組み合わせて使うのもアリです。「そう来るか」で一旦受け止めてから、「ま、いっか」で手放す。ダブルで使うと、より効果的に気持ちを切り替えられます。
組み合わせ技とは、なかなかやるのう
最強の言葉をつぶやくときの注意点
困った時にも使えるこの最強の言葉、一つだけ注意点があります。
ま、まさか、使いすぎると寿命が縮まるとか?!
んなわけあるか!
それは、相手がいるときにあまり聞かれないようにすることです。
え?聞かれても問題なくない?
これ、実体験なのですが、私は結構この「ま、いっか」を無意識の内に使っていました。
あるとき、職場の後輩に仕事を教えていたんですが、ちょっとうまく説明できないことがあったんです。
そこで言ってしまったんですよね、「うーん、なんて説明すればいいかなぁ…ま、いっか」と。
すると、その後輩から、「『ま、いっか』と言われると、なんか突き放されたようでショックです」って言われてしまったんです。
あちゃー、それは気まずい…
「ま、いっか」は自分の気分を軽くしてくれる最強の言葉なのですが、相手がいたら傷つけてしまうかもしれないコトバということでもあります。
また、「そう来るか」は絶賛怒られ中のときに相手に聞かれるように言ってしまうと、「何が、『そう来るか』だ!!」と火に油を注ぐことになりかねません。
なので、どちらの言葉も相手がいるときは心の中でつぶやくのがベストです。声に出すのは、一人になれたときにしましょう。
これだけを注意すれば、本当に有用じゃよ
まとめ:「ま、いっか」「そう来るか」を口癖にしよう
この記事では、つぶやくだけで気分が軽くなる最強の言葉として「ま、いっか」「そう来るか」を紹介しました。
最後に、この言葉を本当に使えるようにするためのコツをお伝えします。
それは、普段から軽い口癖にしておくこと。
マイナス感情のときに急に「ま、いっか」と言おうとしても、普段使い慣れていないと、なかなか出てきません。怒りで頭がいっぱいのときは、冷静な判断ができないからです。
だから、小さなことから始めてみてください。
- コンビニでお目当ての商品が売り切れてた→「ま、いっか」
- 信号がギリギリで赤に変わった→「そう来るか」
- スマホの充電がもう10%しかない→「ま、いっか」
こういう小さな場面で使い慣れておくと、本当にイライラする場面でも自然と口から出てくるようになります。
筋トレと同じで、心のトレーニングも日々の積み重ねが大事じゃぞ
ただし、注意点のところにも書きましたが、口癖にすると相手がいるときでも無意識に使いがちなので、「声に出すのは一人のとき、人前では心の中で」というルールだけは忘れないでくださいね。
生きていれば、どうしても良いことばかりではありません。でも、たった一言つぶやくだけで気分が軽くなる方法を知っているだけで、ちょっとだけ毎日が過ごしやすくなります。
今日から早速、「ま、いっか」「そう来るか」を使ってみてください。きっと、思ったより効果があることに驚くはずです。
イライラを解放する方法や、怒りの本質や原因・コントロール方法についても、あわせて参考にしてみてください。